天王寺精霊会の現場から

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    季語「貝寄風(かいよせ)」の解説に出てくるのが、大阪の「天王寺の精霊会」です。

    すりいぴい君が季語の現場に行ってくれました!

    以下、ご紹介します。

     

     

    組長、兼光さん、みなさんこんにちは。大阪の すりいぴい です。
    本日、季語にもなっている「聖霊会」(しょうりょうえ。別名おしょうらい・仲春、季語傍題:貝の華)を現場で体験すべく大阪・四天王寺へ行ってきました。境内の亀ノ池(亀だらけ)に渡された石舞台があり、そこで「舞楽大法要」が年に一度、4月22日に盛大に行われます。
    聖徳太子さまの命日(陰暦2月22日)に御霊をお慰めするために行われる。法要と舞楽が渾然一体となったもの。四天王寺の最も重要かつ大規模な行事(重要無形文化財)で4時間以上行われる。
    赤く丸いのがおそらく(?)曼珠沙華と呼ばれるもの。
    大きな太鼓がどっかんどっかんと腹の底に響きます。
    外国の方も多かったです。望遠レンズがなく、遠目のものばかりですいません。
    近くには限られた人しか寄れません。赤い玉には紙製の燕がたくさん吊るされています。
    季語「貝寄風」とも関係があるのですね。
    羽根を負っているのは「迦陵頻」(かりょうびん)という舞。
    どの亀も畏まりたり聖霊会  すりいぴい
    よろしければお役立てください。
    いっや〜!
    すりいぴい君、ありがとう。
    「貝寄風」という季語の説明にでてくる「仏具を貝で作る」という部分ですが、それは一体どの部分なんだろうと、好奇心がふつふつと募ってきます。ここも吟行に行きたい季語の現場ですね♪ 来年はいつ頃かなあ〜!

    コメント
    すりいぴいさん。様々な写真、有り難うございます!つくづく「季語の現場に立ち会う」事の大切さを感じています。五色幕は、ちょっとチベット仏教を思い起こしました。迦陵頻(迦陵頻迦)、艶かしくて好きです(^ω^)
    • おんちゃん。
    • 2018/04/30 12:23 AM
    組長、兼光さま、みなさまおはようございます。
    リポート掲載、ありがとうございます。いや、舞台の周りはすごい数の人で、柵のところでも望遠レンズがなければこれが限界で・・。
    この催しはパンフによれば「近年は4月22日に厳修いたしております」そうです。日程があえば是非お越しください。近隣の皆さまも。

    「大法要次第」によれば「石舞台の四隅には真紅の仏花(曼珠沙華)が飾られ〜」とあり、「カラー図説日本大歳時記 春」(講談社)には「石舞台の四方に、高さ6メートルの紅紙(昔は住之江の浜に集まった桜貝)で作った曼珠沙華(天上の華の意か)を立てるきまりになっている。これを「貝の華」という」とありました。この写真の赤く丸い玉が昔は桜貝を貼り(?)、つくられていたのでしょう。今は見る限り違うようですが。大阪はかなり内陸まで昔は海でした。浜が近かったのでしょう。「貝寄風」頁には(聖霊会のこの造花は)、「難波の浜に吹き寄せられた貝殻で作った。このような謂れから貝を岸べに寄せるこの頃の風を貝寄風と呼ぶようになった」とあります。

    竜神が聖徳太子に貝殻を捧げるために吹く風といわれています。半日か一日で吹き止みます。大阪市内にはおそらく貝が寄せる「浜」はもうないのではないでしょうか。
    長文失礼しました。松山に戻られたのでしょうか。体調に留意され、お気持ち健やかにお過ごしくださいね。
    • すりいぴい
    • 2018/04/30 3:01 AM
    五色の幕を見ていたら、何故かチベットの砂絵曼荼羅を思い出しました。 「聖霊会」「貝の華」で検索したら以下のような記述。 聖徳太子の忌日に行われる法要。奈良の法隆寺は三月二十二日から三日間行われ、大阪の四天王寺は四月二十二日未明から、舞楽が奉納される。舞台の四隅には、紅紙で作った曼珠沙華を掲げるが、昔は住吉の浜の貝殻を付けた。よってこれを「貝の華」とも いう。 何故、住吉の浜なのかは、今のところ不明です。スミマセンm(__)m
    • おんちゃん。
    • 2018/04/30 7:39 AM
    組長&兼光さん、おはようございます。
    すりいぴいさんのお写真、素晴らしいですね。
    「貝寄風」は、絶滅寸前季語辞典にも掲載されていましたね。

    それはそうと・・・
    毎日、俳句甲子園の応援ページを見ています。じわじわ応援資金が集まってきていますね♪
    わたしも、資金をカンパする以外で何かと思い、
    フェイスブックとツイッターで宣伝しました。
    ただ、フォロワーが少ないので、効果は、さだかではありませんが・・・

    自分にできることをこつこつやってみようと思います。
    • 彰子
    • 2018/04/30 7:49 AM
    これらの写真を眺めさせていたら、シルクロードを歩み続け育まれてきた大陸の文化の歴史と現在に至るまでに連綿と受け続けられてきた時の流れその物がまさに目の前に広がっているような感触を得ました。
    本当に素晴らしい写真、有難うございます。
    • 野中泰風
    • 2018/04/30 3:49 PM
    おんちゃんさま、彰子さま、野中泰風さま
    コメントありがとうございます。

    私は浅学にして、大陸文化との繋がりに思い至りませんでした。貴重な示唆をいただき感謝申し上げます。
    年に一度、4月22日だけですので機会があればぜひ、と思います。大阪の気候も良い頃です。その際は双眼鏡などあるといいと思います。

    「胡蝶」という舞踏もあり、蝶の翅を背負った童舞が荘厳な空気の中、行われました。舞踏の際に流れる曲が特別な感覚を呼び起こします。眼だけでなく、音も堪能くださいませ。

    なお、法隆寺では、例年は聖徳太子の(旧暦にあわせた)祥月命日にあたる3月22日〜24日に「お会式」が行われ、大法要は行われませんが、10年に1度行われる大法要(大会式)は「聖霊会」とよばれ、舞楽が奉納されるそうです。こちらは4月22日の模様です。
    法隆寺の方は、次回の大会式は2021年ではないかと思います。
    ありがとうございました。
    • すりいぴい
    • 2018/04/30 7:14 PM
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