世間にはデマというものが、まことしやかに広がる。
例えば、
「プレバトは、愛媛の系列局と中継を結んでいる」とか、
「夏井いつきは、常に着物をきている」とか、そういう話。
それと似たような話で、
「(わが夫)兼光さんが、無茶苦茶なスケジュールを組んで夏井を酷使している」というデマを、
まことしやかに信じている人がいることに驚く。
初めて聞いた時は、余りにも阿保くさいので気にもしてなかったが、
デマというものは、まことしやかに密やかに広まるものだからね。
ホントっぽい匂いがするのだろうね。
呆れてしまうけどね(苦笑)
例えば、Eテレ「575でカガク!」という番組。
私自身の意志とはカンケイのない形で(兼光さんの意志ともカンケイない形で)
決められていたスケジュールでは、この番組のオファーは引き受けられなかった。
けど、ワタシはやりたかったのよね、この番組。
俳句とカガク!
メチャ面白そうやし!
絶対やりたい!と兼光さんにお願いした。
ワタシの意志をなんとか実現しよう奮闘してくれたのが、兼光さん。
そんな私のワガママというか、意志というか、要望というか、
それらの結果が、ヘンな噂になっていることに激しく苛立つ。
そんな私の憤りに対して、彼はいう。
「あなたがやりたいことを実現させる。それが大事なこと。それ以外は些細なこと」
有難い、しみじみと有難い。
だから私は、やっぱり私のやりたいことをやろうと思う。
さっちゃんのご飯を噛みしめつつ、有難いと思う。
理不尽な力に屈するつもりはない。